脳ドックを受けませんか。脳ドックでは、脳の血管が破れたり、血栓によって詰まったりすることで発症する脳血管疾患の前兆を検査で発見します。日本人の死因としては脳梗塞や脳出血が大半を占め、日本人の死因第4位に位置しています。脳の検査は、定期的にお受けすることをお勧めしています。
検査日 | 月~金 | 月~金 |
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受付時間 | 10:00~10:30 | 14:30~14:45 |
MRI・MRA | 13:00~14:00 | 18:00~ |
検査費用 | 60,500円(税込) | |
検査項目 | 検査項目は、午前午後とも同じです。
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特記事項 | MRI・MRA検査の実施は、多根総合病院で行います。 午前ドック
午後ドック
脳ドックの受診に関する注意事項を確認ください くわしくはこちら |
脳の病気は、前触れなく急に襲ってくることがあります。
このような脳の病気(脳内出血・脳梗塞・クモ膜下出血)の危険性や脳腫瘍などを早期に発見し、治療や予防のための適切なアドバイスをさせていただくのが脳ドックの目的です。
MRI(磁気共鳴画像)検査は、磁気を利用して体の断面像を写し出す検査です。あらゆる断面の画像が撮れ、骨に囲まれた領域も鮮明に撮影できます。エックス線を使いませんので、放射線被ばくを心配する必要もありません。
MRA(磁気共鳴血管撮影)検査では、血管の形や位置がよくわかりますので動脈硬化により血管が狭窄している部分や動脈瘤を調べるのに有効です。
MRIは非常によい検査でありますが、その診断の精度には限界があり、MRIを使用しての脳血管撮影(MRA)は簡易検査で、極めて小さい血管病変は発見しがたく、ある程度の大きさの病変でないと明確に診断できないことがあります。
以下、MRI(MRA)検査の利点と診断の精度についてご説明いたします。
この検査は放射線を使用しませんので、被ばくすることがありません。
CTスキャンよりも脳内の異常を発見しやすいので、3MMくらいの大きさがあれば大部分の病変は発見できます。
CTスキャンよりも多くの方向から断層像を抽出していますので、病変の立体的広がりを把握できます。
MRI(簡易脳血管撮影)検査は、あくまでも簡易によるものですので、1MMほどの血管の変化まではわからないと思われます。動脈瘤については、5MM以上であれば診断できると思われますが、1MMや2MMのものであっても写らなかったり、逆に実際にはなくてもそれらしきものが写ることがあります。 脳ドック学会では、3MMほどの脳動脈瘤で90%の診断確率と言われております。 以上のことから、その診断については多くの経験が必要であり、当ドックでは放射線医師と脳神経外科専門医が二重に判断した後、書面でなく、ご本人に直接面談し充分にご説明し、余分な心配をおかけしないよう努めております。
脳ドックの検査には、MRI(磁気共鳴画像)検査が含まれておりますので注意事項に記載されている検査不可事由に該当する方は、受診出来ませんので必ず確認ください。
現在治療中、投薬中の方
現在治療、投薬中の方は事前に主治医に脳ドック受診の旨をご相談ください。
現在投薬中の内服薬は、当日の朝はお飲みいただいて結構です。
※但し、糖尿病の内服薬は服用しないでください。
血圧を下げる薬、血をサラサラにする薬を内服中の方は、朝分は内服していただいて結構です。(内服時間と薬名を必ず看護師にお伝えください。)
薬の処方が書かれた説明書を必ずご持参ください。
現在治療中、投薬中の方
現在治療、投薬中の方は事前に主治医に脳ドック受診の旨をご相談ください。
現在投薬中の内服薬は、当日の朝はお飲みいただいて結構です。
※但し、糖尿病の内服薬は服用しないでください。
血圧を下げる薬、血をサラサラにする薬を内服中の方は、朝分は内服していただいて結構です。(内服時間と薬名を必ず看護師にお伝えください。)
薬の処方が書かれた説明書を必ずご持参ください。
※尚、急な風邪等で体調を崩された方は、体調の回復後にご受診されることをお勧めいたします。
※下記事項に該当される方はMRI検査を受診することができません。
(ご来院いただいても受診が出来ません)
脳腫瘍の手術後の方、脳梗塞・脳出血などで現在治療中の方は、脳神経外科・脳神経内科などをご受診の上、検査をお受けください。
上記以外でも手術をされたことのある方、てんかん及び不整脈のある方は、検査に危険がともなう場合がありますので、脳神経外科・脳神経内科などをご受診いただき、検査可能かどうかをご相談ください。